墓地の所有と固定資産税
墓地の所有と固定資産税
不動産を所有しているというと人が住む住居や車を置く駐車場、あとは田畑や山などを思い浮かべる人が多いでしょうが、先祖代々の墓や自分たちが亡くなった後にはいる墓地もまた不動産といえます。では、墓地に対しても固定資産税の支払いは必要になるのかというと、その必要はありません。
墓地にはお寺や霊園などの土地にある場合と、自分が所有している土地にある場合があります。お寺や霊園の墓地は、購入するといっても、本当にその墓がある土地を購入するのではなく、永代使用料を支払ってお墓を置いてもらっているだけなので厳密に言えば自分の所有物ではありません。
たとえ自分の所有している土地に先祖代々の墓があっても、固定資産税を課税することができない範囲になっているので支払う必要はありません。ちなみに相続税などについても、やはり課税することはできないとなっていますが、石材店などに払う墓石代の消費税は課税対象ですから注意しましょう。
霊園で墓地を購入する際に注意するポイント
霊園で新たに墓地を購入する際、利便性や周辺環境を重視することでしょう。安らかに眠りにつきたいという希望を叶える為には、その墓地の契約をしっかりと見つめて購入するのが大切になります。昨今は霊園となる広大な土地が都心部で少なくなってきており、墓地を一定期間しか使用出来ないケースがあります。
本来ならば土地・墓石の両方を買う事で永代使用出来るものでしたが、現在では10年間・20年間と期限を設けて、その期間中だけ墓地を借りるという形が一般的になっています。期限が過ぎると使用していた墓石は撤去され、納めていた遺骨も敷地内にある永代墓へと移すことになります。きちんと把握しておかなければ、後でトラブルが起きる可能性もあるので契約前にどういった形でお墓が使えるのか会社に確かめましょう。注意するポイントとしては、買うお墓が永代使用出来るのか・家族が途絶えた際はどのような供養をするのかの2点を尋ねることが大切です。
◎2019/11/21
墓地返還の手続き
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◎2019/7/10
墓地の所有と固定資産税
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◎2019/3/4
設置するには許可が必要
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民間の範囲を知ると選びやすい
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◎2018/10/18
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